にわかファン必見!ラグビーの魅力を知る旅Vol.8~モール&ラック編~

ラグビー
https://rugby-rp.com/wp-content/uploads/MOVED/rwc2015_namibia_bothma.jpgより引用
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こんにちは!スキマです。

はじめてラグビーの試合を観るとき、モールとラックの違いが分からず退屈な思いをした人もいるのではないでしょうか。その気持ちメチャクチャわかります!しかもボールがどこにあるかも分かりにくいし、ゲームが止まったりして余計に「何で?何があったの??」となりますね。細かいルールが分からなくても心配ありません!観るポイントさえ押さえておけば、ラグビーは気軽に楽しく観れます。

今日は、

  • モールとラックの違いを知りたい!
  • どこに注意して観たら良いか知りたい!

という方に向けた内容です。

モールとラックの違い

とても簡単です。試合でボールを中心に密集になりボールを取り合っているシーンをよく観ると思います。そのときのボールの状態で、モールがラックに分かれます。

  • モールはボールが空中に浮いている(誰かがボールを持っている)状態
  • ラックはボールが地面にある状態

この記事の一番上にある画像を見てください。ボールは地面にあります。これはラックになります。ボールが地面にあるか、ないかでモールなのかラックなのかを見極めてください。モールとラックそれぞれの観るべきポイントをこれから紹介します。

モールの見どころ

モールで観てほしいポイントは「ドライビングモール」です。モールは地面にボールがない、つまり誰かがボールを持っている状態です。その状態のまま味方と力を合わせトライラインまで移動し、トライを取ることができます。モールは基本フォワードの選手たちでモールを組みます。しかしトライラインまであともう少し!というシーンではバックスの選手も加わり、チーム全員でモールを押す時があります。これがモールの見どころです!

ラグビーワールドカップ2019でラグビー日本代表が南アフリカ代表に、モールで50m押されトライを取られたシーンです。

ラックの見どころ

http://ruggerdo.com/wp-content/uploads/2017/11/rugby-673461_640.jpgより引用

ラックの場合ボールは地面にある状態のため、ボールを目がけて奪い合いが始まります。オフェンス側はボールを取りに来る相手をブロックします。相手を止めてボールから遠ざけるようにします。その状態で安定したパスをバックスに供給しゲームを継続します。

ディフェンス側はタックルで倒した相手のボールを誰よりも早く取りに行きます。ラグビーは膝が地面に着いた状態、倒れた状態ではボールを離さなくてはいけません。倒れた状態でボールを離さないと「ノット・リリース・ザ・ボール」という反則になります。

そのボールを離した瞬間にディフェンス側の選手がボールを奪いに来るプレーを「ジャッカル」と呼びます。ボールを素早く相手から奪い取るその様子が、ジャッカルが獲物を取るかのような動きと似ているため「ジャッカル」と呼ばれています。ラグビーワールドカップ2019のラグビー日本代表の試合中には、何度も「ジャッカル」という言葉を耳にしたと思います。

ラグビー日本代表でジャッカルの名手と言えば、姫野和樹選手ですね。素早い反応と強靱な身体で、相手の鋭いディフェンスを物ともせず何度もジャッカルを成功させ、相手ボールを奪いました。

まとめ

ラグビーをはじめて観戦するときに、ラグビーの分かりにくいところが「モール」と「ラック」です。よく解説でも耳にしますが、違いもよく分からないし、よく反則でゲームが止まるしと、あまり良いイメージがないかもしれません。

ただ「モール」と「ラック」の違いが、ボールが地面にあるかないかの違いだけと覚えてしまえば簡単です。「モール」と「ラック」ではオフェンス側もディフェンス側も、見せ場が多くあり「ジャッカル」もその一つです。

ここをクリアしてしまえば、ラグビーの試合をより気楽に楽しく観ることができます!

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