こんにちは!スキマです。
ラグビーは冬のスポーツです。
日本での冬は12月前後ですが、ニュージーランドの冬は7月前後です。
クリスマスの時期になると、サンタクロースがサーフィンをしている姿を見ることはありませんか?それは、日本がある北半球とニュージーランドやオーストラリアがある南半球とでは、ちょうど季節が逆転しています。
ラグビー選手にとってはとても良い環境です。
7月前後が冬の南半球でスーパーラグビーの選手としてプレーし、12月前後が冬の北半球でイングランドのプレミアシップ・ラグビーや、今日紹介するフランスのトップ14でプレーすることができれば、1年中ラグビープレーヤーとしてトップレベルの試合を続けることができます。そうとう、身体には負担がかかりそうですが・・・
オールブラックスことニュージーランド代表になるためには、ニュージーランド国内のチームに所属していることが条件となっています。
なんでダン・カーター選手や、ワールドカップ2019のオールブラックスキャプテンのキアラン・リード選手は日本のトップリーグでプレーできたの?となりますね。それは2人ともニュージーランド代表を引退したため、ニュージーランド国外のチームでプレーするようになりました。
代表引退後のオールブラックスのスター選手や、南半球の現役バリバリの選手たちが多く所属するのがフランスのトップ14です。
今日は、
- トップ14ってどんなリーグ?
- どんな選手が所属しているか、知りたい!
という方に向けた内容です。
フランスのトップ14とは?

トップ14は、フランスのラグビープロリーグです。創立は1892年と歴史があります。
リーグの名前同様、チーム数は14チームです。各チームはホーム&アウェーの総当たり戦を行い、最終上位6チームがトーナメント制のプレーオフに進出し優勝を目指します。
各国のプロラグビーリーグの中では、世界最大の観客動員数や収益を誇るリーグです。
ラグビーワールドカップ2015で代表を引退したダン・カーター選手はラグビーワールドカップ後にニュージーランドのクルセイダースというチームから、フランスのラシン・メトロというチームに移籍をしました。その時の年俸は1億4000万ポンド、日本円にして約2億5000万円という高額でした。フランスリーグだけでなく、世界のラグビー選手の中で選手年俸としては最高金額でした。
2016年シーズンでは元ラグビー日本代表の五郎丸歩選手が、RCトゥーロンに所属していました。現在では南アフリカを中心としたスター選手たちも多く所属しています。各国のスター選手を観れるのもトップ14の魅力の1つです。
多くの観客がスタジアムに足を運び観に来るため、トップ14に所属するチーム財政も上向きになり、選手の年俸も高く保つことができ、より多くのスター選手が集まりと、良い循環ができあがっています。
まとめ

ラグビーのリーグにとっても、所属する選手にとっても、試合を観に行くラグビーファンにとっても、とても良い環境、循環だと思います。
近年フランス代表が少し元気がなかったため、日本ではそこまで親近感があるラグビーのプロリーグではないかもしてません。しかし、各国のスター選手が所属し積極手にボールをパスして回すオープン展開なラグビーは、観ていてとても面白いのでおすすめです。特にラグビーワールドカップ2019以降に、ラグビーにはまってしまったファンの方には観てほしいですね!
日本でも、ラグビーを一緒に盛り上げていきましょう!!
コメント