こんにちは!スキマです。
各国にラグビーのプロリーグが存在します。日本で一番有名な海外ラグビーのリーグは、ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ・アルゼンチンの4カ国が加入している「スーパーラグビー」かと思います。
日本の「サンウルブズ」が2020年シーズンまで加入していましたので、聞いたことがある人、秩父宮ラグビー場に観に行った人もいるかと思います。
今日紹介するのはイングランドのラグビープロリーグの「プレミアシップ・ラグビー」です。
サッカーのイングランドリーグ「プレミア・リーグ」は耳にしたことがあると思いますが、そのラグビー版です。
ラグビー発祥の地イングランドのリーグだからこそ付けれる「プレミア」という名前ですね!「プレミア」とは、”premier”と書き、意味は”最初”という意味です。納得ですね。
発祥の地だからこそ、付けられる名前でいうとイングランドのラグビー協会は「RFU」です。”Rugby Football Union”の略です。日本ラグビー協会は「JRFU」です。”Japan Rugby Football Union”の略です。
???
日本ラグビー協会には”Japan”と付いているのに、イングランドのラグビー協会には”England”の文字がなく、「ERFU」ではないのでしょうか?
イングランドのラグビー協会は、「イングランドラグビー協会」ではなく「ラグビー協会」なのです。なぜならば、ラグビーの発祥の地はイングランドで、「ラグビー協会と言えば、そりゃ~イングランドでしょ」ということです。ちなみにイングランドのサッカー協会は「FA」です。”Football Association”です。当然ですが”England”は付きません。何ともまぁ・・・
今日は、
- 海外ラグビーのリーグについてもっと知りたい!
- プレミアシップ・ラグビーにはどんなチームがあるの?
という方に向けた内容です。
プレミアシップ・ラグビーとは?

プレミアシップ・ラグビーは1987年に創設されたイングランドのプロラグビーのリーグです。イングランド国内の最上位リーグになります。ちなみにイングランドのプロラグビーの2部リーグは「RFUチャンピオンシップ」という名前です。
所属チームは全部で12チームです。毎年9月から5月にかけて、ホーム&アウェーの総当戦で勝ち点を競います。上位4位までのチームがトーナメント制のプレーオフに進出し、シーズン優勝を目指します。
歴代最多優勝チームは10回の「レスター・タイガース」です。
最新の2018~2019シーズンの優勝チームは「サラセンズ」です。
ラグビーワールドカップ2019でイングランド代表のキャプテンを務めたオーウェン・ファレル選手が所属するチームです。
2年連続の優勝を果たした「サラセンズ」衝撃が走ります・・・
優勝チームが2部に降格!?

サラセンズは1876年に創設された歴史あるチームです。
プレミアシップでは過去5回の優勝、ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップでは3度の優勝と2010年以降、数々のタイトルを奪取しています。
現在7人制ラグビー男子日本代表ヘッドコーチの岩渕健輔さんが2000年から2004年まで所属し、プレーをしていました。
順風満帆なチームでしたが、2019年11月に年俸総額の上限を定めたサラリーキャップ制度に違反したため、勝ち点35の減点と罰金の処分を受けました。
しかし2020年1月には状況が改善されなかったため、2部リーグにあたる「RFUチャンピオンシップ」への降格処分を受けました。
まとめ

昨シーズン末には激震が走った幕切れとなってしまいましたが、イングランドと言えば元ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさんがヘッドコーチをされています。
ラグビーワールドカップ2019では決勝戦では惜しくも南アフリカに負けてしまいましたが、準決勝では3連覇を目指していたオールブラックスに圧勝し世界中を驚かせました。
かなりのタレント揃いのイングランド代表選手もプレーするプレミアシップ・ラグビーは、かなりおすすめです!スーパーラグビーとはまた違う「熱さ」があるラグビーです。
日本でも、ラグビーを一緒に盛り上げていきましょう!!
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