にわかファン必見!ラグビーの魅力を知る旅Vol.19~バーバリアンズ編~

ラグビー
https://www.hugerugby.news/wp-content/uploads/2019/04/barbarians-rugby-min.jpgより引用
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こんにちは!スキマです。

今日は少し変わったチームを紹介します。

最強の世界選抜チーム、通称「バーバリアンズ」ことバーバリアン・フットボール・クラブです。

今日は、

  • バーバリアンズって初めて聞いた!
  • 何でみんなソックスがバラバラ?

という方に向けた内容です。

バーバリアンズとは?

https://www.hugerugby.news/wp-content/uploads/2019/04/barbarians-rugby-min.jpgより引用

バーバリアンズは、ホームグランドを持たない最強の世界選抜チームです。

数名の役員によって選ばれた世界一流選手で構成されるクラブチームになります。1890年にイギリス人のカールメイプル氏により創設された招待型のチームです。1915年にウェールズとの試合が第1試合目とされています。

バーバリアンズの掟

  1. チームには必ずフル代表の経験がないノンキャップ選手を最低1人入れる
  2. 指定のソックスがない→所属するチームのソックスを着用する

選ばれる選手たちは、世界各国のスター選手ばかりです。その中で今までフル代表の経験がないノンキャップ選手を最低1名入れることが伝統とされています。

将来を要望された若きスター候補や長年ラグビーに貢献した人が選ばれるケースがあります。いきなりオールスター戦に選ばれたようなことですから、特に若手の有望株の選手は緊張しますね。しかも対戦相手は強豪国のフル代表で、スタジアムは超満員と夢のようなシチュエーションです。

またよく見ると、出場する選手のソックスはバラバラです。バーバリアンズ用のソックスはなく、選手は所属するチームのソックスを着用します。選手によっては左右別々のソックスを着用する選手もいます。

ラグビーワールドカップ2015にラグビー日本代表として出場し、現在は東京オリンピックで7人制ラグビーの日本代表を目指している藤田慶和選手は2015年にバーバリアンズに選出され試合に出場した際、左足は早稲田大学、右足は東福岡高校のソックスでした。

バーバリアンズのプレースタイルは、積極的なオープン展開です。どんどんボールを回し、走り、フォローしてトライを狙いにいきます。観るものを魅了するラグビーです。

自分の国を背負うテストマッチではないから、より積極的な展開ができるのか、100年以上もの歴史あるチームがそのようなプレーをさせてしまうのか。

観ていて本当に楽しいラグビーです!!

バーバリアンズに選出された日本人

https://secure.i.telegraph.co.uk/multimedia/archive/03096/baaa_3096002b.jpgより引用

今までの歴史の中で5人の日本人がバーバリアンズの一員としてプレーしたことがあります。

  • 1992年 林敏之選手
  • 1996年 元木由記雄選手
  • 2014年 田中史朗選手
  • 2015年 ホラニ龍コリニアシ選手
  • 2015年 藤田慶和選手

※1992年に吉田義人選手が選出されていたが、同時期にニュージーランド協会の100周年試合の世界選抜に選出されていたため辞退した。

多いのか?少ないのか??

5名も選ばれているということは、大変名誉なことです。これからもより多くの日本人が選ばれ、世界のスター選手の仲間入りし熱いプレーを見せてほしいですね!!

まとめ

https://d3gbf3ykm8gp5c.cloudfront.net/content/uploads/2018/09/26120749/Barbarians_wing_Nemani_Nadolo_against_Argentina.jpg.jpegより引用

あまり他のスポーツではないチーム形態だと思います。イベント等でスポットできる作るチームではなく、100年以上続いているのは驚きです。

このような歴史や、チームのあり方にラグビーならではの趣を感じます。

100年以上も前から存在し、いまだに色あせないチームの存在感は圧巻です。そのチームの多様性は、今の時代にこそ合うキャラクターです。

継続は力なり。力と想いがある者が継続できる。そんなメッセージを感じます。

日本でも一緒にラグビーを盛り上げていきましょう!!

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