こんにちは!スキマです。
今までラグビーワールドカップや各地域ごとに毎年開催されている大会を紹介してきました。地域ごとに開催される大会中の試合に国同士の定期戦が含まれている場合があります。
もともとは国同士の定期戦がありましたが、後に開催されるようになった各地域ごとの大会に吸収された形に今はなっています。
その中でも一番有名な定期戦はブレディスローカップです。
今日は、
- ブレディスローカップって何?
- ブレディスローカップとテストマッチは違うの?
という方に向けた内容です。
ブレディスローカップって何?

ブレディスローカップは、ラグビーワールドカップでの対戦を除き、ニュージーランド代表とオーストラリア代表の対戦試合はすべてブレディスローカップに組み込まれ毎年勝敗が競われます。よって試合はブレディスローカップ単独で行われていません。南半球No.1を決めるザ・ラグビーチャンピョンシップの試合もブレディスローカップに含まれています。
ですので、ザ・ラグビーチャンピョンシップの大会結果とは別に、ニュージーランド代表とオーストラリア代表との試合結果で勝利国にはブレディスローカップが授与されます。優勝杯の重さは21.6kgとかなりの大きさとなっています。
ブレディスローカップの歴史

1932年から第1回目とされています。1981年までは毎年定期的にテストマッチが行われておらず、1試合から3試合の不定期戦でした。
1982年から毎年定期的にテストマッチが行われるようになりました。必ず1試合または3試合の大会となりました。
1996年からはザ・ラグビーチャンピョンシップの前身であるトライネイションズに組み込まれる形となります。1998年までは年3試合のうち2試合がトライネイションズで行われ1試合は単独のテストマッチでした。
1999年から2005年は年2試合に変更となりました。年2試合でどのように優勝杯を授与が決められていたのでしょうか。それは、前年優勝国が1勝するとその年も優勝杯を保持する権利が発生します。優勝杯を奪取するためには2勝、または1勝1分けが必要でした。
2008年からは従来の3試合に加え海外での試合1試合が追加される年がありました。2008年で初めて海外での試合が香港で行われました。2009年は東京で、2010年は再び香港で行われました。
ラグビーワールドカップ前年の2018年は8年ぶりに海外試合が行われ、決勝戦の地である横浜の日産スタジアムで行われました。ラグビーワールドカップの前年に、実はオールブラックスことニュージーランド代表と、ワラビーズことオーストラリア代表がすでに日本で試合を行っていたのです。
通算成績です。
47回優勝:ニュージーランド代表
12回優勝:オーストラリア代表
まとめ

長いラグビーの歴史の中で、現在はラグビーワールドカップをはじめ各地域ごとの大会もありますがこのような定期戦が根強く残っています。サッカーや野球の日韓戦のように隣国でのライバル同士の試合は特別なものがあります。
ブレディスローカップについては、ラグビー界を代表する2国の定期戦となり世界中のラグビーファンが注目する定期戦です。
とても良いと思った点は、海外での試合を2008年から模索しラグビー発展のためにおl子なったことです。間近で観る本場のラグビーは、確実に観るものを魅了します。子供であればラグビーをプレーするきっかけになるかもしれません。
日本でもこのような世界レベルのラグビーがもっと身近になり、もっとたくさんの人に触れる機会が多くなり、ラグビーが日本でももっと発展してほしいと思います。
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